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要 旨
結索は、ロープの特性を生かし、作業の安全を確保するために行うもので、ロープ取り扱い技術の基礎をなすものである。
結索の可否は、直接人命にかかわることが多いことから、何よりも正しい結索の方法と、あらゆる事象に即応する使用法を体得し、確信をもって行わなくてはならない。
結索の分類
使用するロープ、結索の対象及び事象に応じて結索の方法が決められるが、大別して次の通りである。
T:結節(ノット) ロープに、結び目、節、またはこぶをつくるもの
U:結着(ヒッチ) ロープの一端を他の物体にしばりつけるもの
V:結合(ベント) ロープの両端または2本のロープを結びあわすもので接合ともいう
W:その他の結び 各種応用の結び方のほか、ロープの中ほどで長さを短縮するもの、あるいは装飾のためのもの等

結索上の留意事項
ロープ使用上の一般的留意事項によるほか、次の点に留意しなければならない。
1 ロープに無理を生じさせないように注意し、ロープの特性が十分に生かされたものであること。
2 結索に当たっては、ロープの交差及び重ね等は必要最小限度にとどめること。
3 結索したロープは、結び目を整理し、使用目的に応じて必要とするゆるみ(ブルージック結びによる制動処置等)のほか、ゆるみのないようにすること。
4 結索をしたロープの手の部分は、原則としてロープ直径の15倍以上の長さとすること。ただし、必要に応じ有効に手を利用し、または処理した場合を除く。